2010年10月13日水曜日

シマちゃんのはなし その2

ジュンさんは近所のマクロビティック居酒屋さんから有機ゴミとやらをせっせと回収して、私たちにくれますが、カボチャとかトウモロコシの皮をたくさんいれてくるので、アメリカミズアブがの子供が大発生しました! 彼はウジ虫たちをせっせと一匹づつボックスの外にはじきだしていました。アメリカミズアブは戦後沖縄から入ってきた外来種だそうです。そして私シマちゃんも実は外来種なんですよ。もともとヨーロッパからアメリカに渡り、日本に入ってきたようです。学名がアイセニア・フェチダといいます。すっかり帰化して代々木公園の堆肥置き場でもフトミミズや他のミミズにまじって、生きていますよ。

ところで私たちがコンポストや土のなかで何をしているか知っている人はいますか?
ぼくたちは分解途中の有機物を食べています。例えば、落ち葉や畑からでる野菜の残さや地面に落ちた腐りかけのくだものや、動物の死骸や糞までいろいろです。そして私たちの糞がフカフカの土になります。豊かな土壌をつくっています。また新たな循環が始まるんです。

つづく

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